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どうする?クリニックの閉院

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経営難が続くレーシックのクリニック

東京八重洲クリニック眼科、たじり眼科、銀座眼科、舘眼科、銀座スポーツクリニック、東京レーシックセンター、品川近視クリニック横浜院・・・。

これらはすべて、ここ数年で閉院してしまったレーシックのクリニックです。「○年保証」「一生涯保証」を宣伝文句にして声高にアピールするクリニックから、ある日突然「閉院します」というお知らせが届くという事態が立て続けに起きています。

閉院の通知が届いてしまったら、まずは何を考えればいいのでしょうか?

契約書を確認する

閉院時の対応について、契約書に書かれているか確認しましょう。
「クリニック側の都合で保証は無効になる」という規定がなければ、消費者生活センター、保健所、法律事務所(弁護士)に相談してみてはいかでしょう。契約不履行と認められれば、治療費の返還が請求できる可能性があります。

手術後の定期検診(術後検診)は必ず受ける

レーシック手術後に眼の状態が安定してくるまで一定の期間が必要なため、多くのクリニックは翌日、1週間後、1か月後、3か月後に検診を行います。そこで医師が眼の状態を確認して、目薬の処方や治療(あるいは再手術)をすることになります。
最近では点眼薬の効能で、手術後の経過をよくする(“近視の戻り”を抑制できる)ことがわかってきているなど、アフターケアをしっかりと受けることで、さまざまな症状を予防できます。

また、「保証される」とはいっても、クリニックに行くための交通費や、仕事を休んだとき代わりにお給料が支払われるわけではありません。
「見えにくい」などの自覚症状がなくても、クリニックに足を運んで診察を受けることをお勧めします。閉院になって、検診が受けられないとなると大変です。閉院してしまったクリニックから紹介があれば、そちらで確実に診察を受けましょう。

「セカンドオピニオン」を利用する

有料のところが多く、10,000円ほど費用を自己負担する必要がありますが、視力検査、眼圧検査、角膜形状検査など必要な検査一通りと、医師の診察を受けることができます。
手術後の結果がよくなくてクリニックに相談へ行っても、医師が「経過をみましょう」の一点張りでちっともよくならないという話を時々聞きます。そういった方々は、ぜひセカンドオピニオンを実施しているクリニックを訪れてください。手術を受けたクリニック、検査を受けているクリニックが、本当に適切な術後検診や薬の処方を行っているかを、第三者の目で眼科医が診断してくれます。

カルテと手術前の適応検査結果を入手する

セカンドオピニオンを受けた際、眼の健康を取り戻すのにカルテは非常に大きな助けになります。医師はカルテから多くの情報を得て、最善の治療や対処を行うことができます。
閉院を告げられたら、自分のカルテがどうなるか確認し、必要であればカルテ(医療記録)の開示を請求。眼の情報を自分の手元に置ければ安心です。

また、白内障治療には「眼軸長」、緑内障治療には「眼圧」という検査結果が非常に重要です。これはレーシック後には正確に測ることが難しいので、レーシック前の適応検査で測ったものがあればベスト。
白内障などに理解がある医師ならば、この「眼軸長」「眼圧」は測られているはずですので、将来に備えてクリニックに確認をとりましょう。

このようにレーシック手術後、ちゃんとした治療を受けれらない方々は「レーシック難民」と呼ばれることがあります。
一部のクリニックでは、こういった状況に危機感を感じセカンドオピニオンなどの活動によって支援・救済を行っています。お困りの方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。


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